Age of Wonders 4(AoW4)の文化ランキングはたいていユニットを比較します。それは最初に持ち出す比較として間違っています。この記事のランキングも含め、どの一覧を読むときにも効く話なので理由を先に書きます。
文化がもたらす最も影響の大きい出力は、6種のユニットモデルではありません。アフィニティ点をいくつ、どこに置くかです。トームのティアはまさにそこで門が閉じています。ティアIIIはトーム4冊と3点、ティアIVは6冊と6点、ティアVは8冊と8点を要求し、しかもティアVは1ゲームに1冊しか解禁できません。
勢力は開始時にアフィニティ点を6持ちます。文化が1〜2点、社会特性2つがそれぞれ2点です。つまり文化は開始配分の6分の1から3分の1を占めており、その点が集中しているか割れているかが、高ティアのトームがいつ立ち上がるかを決めます。
Tier 表
Tier の読み方
この Tier が測っているのはトーム系統がどれだけ早く立ち上がるかであって、文化が機能するかどうかではありません。11文化すべてが問題なくクリアできます。Nomad の都市バージを遊びたいなら遊んでください。High より少し遅くティアIVに届く、違いはそれだけです。
文化ランキングは、この記事と食い違うものも含めて次の2点で歪みます。
ユニット性能は最も目につき、最も長持ちしない要素です。 文化ユニットは最初の30ターンほど徴募する6モデルにすぎません。そこへトームユニット・種族変異・ユニット付呪が積み上がり、終盤の軍は文化よりトームの形になります。開始時の編成で並べるのは、序盤だけを並べているのと同じです。
サブ文化があるので単純比較が成立しません。 7文化が持っています。Dark のカルト2、Feudal の権威2、Mystic の学派3、Reaver の政体2、Primal のトーテム7、Oathsworn の誓い3、Nomad の伝統2。Tier 表はそれらの平均と、サブ文化を持たない文化を比べていることになり、厳密には等価な比較ではありません。サブ文化が結論を変える箇所は上で名指ししています。
アフィニティの門が実際にいくら要求するか
| トームのティア | 要求 | 実際の意味 |
|---|---|---|
| I | 無し | 1ターン目から使える。最初の2冊はここから選ぶ |
| II | トーム2冊 | 自然に届く。アフィニティ条件も無いので、自分のアフィニティ外のトームを取るならここ |
| III | トーム4冊と**3点** | 最初の実質的な門。1点の文化で社会特性を別方向へ向けていると、長く下に留まりうる |
| IV | トーム6冊と**6点** | 文化2+社会特性2+2でちょうど1ターン目に6点。割れている文化はもう1冊必要 |
| V | トーム8冊と**8点**、1ゲーム1冊 | 明確な傾注が要る。単一アフィニティのトームは+2、二重アフィニティは各+1 |
二重アフィニティのトームは効率的に見えて、ティアVを狙うなら逆です。 1つに2点ではなく2つに1点ずつなので、狙っている門に対しては半分しか進みません。本当に両方のアフィニティが欲しいときには正解で、特定の呪文だけが目当てのときは罠になります。
やりたいことから文化を選ぶ
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1
先にアフィニティ、次に文化
アフィニティがダメージ属性を決めます。Order は精神、Chaos は火、Nature は腐敗、Materium は物理、Astral は雷、Shadow は氷です。そしてティアIVとVで何に手が届くかも決まります。文化を先に選んでからアフィニティがトーム構想と衝突していると気づくのが、勢力作成で最も多い失敗です。
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2
アフィニティが決まっているなら Architect
2点を好きな場所に置けます。この軸だけで見れば、固定2点の文化が可変2点の文化に勝つ場面はありません。Architect を取らない理由は「別の文化のユニットや仕組みが欲しい」だけです。
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3
社会特性2つを同じアフィニティへ
それぞれ2点です。文化2+社会特性2+2で1ターン目に6点、つまり何も研究しないうちからティアIVの門に立っています。
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4
散らすのは Empire of the Cosmos のときだけ
この社会特性は、全アフィニティ1点ずつでティアIIIの、2点ずつでティアIVの、3点ずつでティアVのアフィニティ条件を撤廃します。広く散らすのが事故ではなく計画になる唯一のビルドです。
文化が決まったあとにどのトームを取るかはトーム攻略へ。研究コスト曲線が門と同じくらい効いてきます。そのまま真似できる勢力3つは最強構成にまとめました。始めたばかりなら初心者攻略から、DLC を含めて買う価値があるかは忖度なしレビューをどうぞ。