Soulstone Survivors のキャラランキングはたいていダメージ倍率で並んでいます。それは見る数字を間違えています。理由を先に書きます。この記事のランキングも含めて、どの一覧を読むときにも効く話です。
各キャラは5つのメインスキルタイプ を持っていて、共通スキルは「そのスキルのプライマリタイプをキャラが1つ以上持っている」ときにしか提示されません。つまりこの5タイプはラン全体に対するフィルタです。そのうえでこのゲームの強力なパワーは条件付きです。「攻撃時に Burn を付与する確率」はソース1個、「クリティカル時」はソース2個、そして Burn のダメージやティック速度を上げるパワーはソース3個 を要求します。バフ/デバフのシナジーチェーンも同じで、Finesse のソース2個で Bulwark が解禁、Burn のソース2個で Slow が解禁、と一周します。
この2つを合わせると評価軸が出ます。5つのタイプが1つの方向に収束しているキャラは閾値に届き、散っているキャラはソース1〜2個のまま最後まで「ビルドを完成させたはずのパワー」を見せてもらえません。
Tier 表
S
Barbarian(近接・初期解放)
5タイプ(Electric・Earth・Swing・Thrust・Slam)が全部物理なので、提示されるスキルがほぼ全部同じチェーンに入る。Cast Frequency +25%、クリティカルダメージ +15%、最大体力 +20、移動速度 +10% と弱点が無い。学習用として最良で、そのまま主力であり続ける。
Necromancer(召喚・魔法/Dungeon of Despair で呪いTier III)
Multi Cast Chance +20% と Cast Frequency +15% がダメージ数値ではなく召喚数を直接増やすため、画面の埋まり方が他と別物。Arcane・Chaos・Ice・Nature・Shadow と広いが、召喚スキルが共通の軸になる。移動速度 -10% が代償。
Pyromancer(魔法/The Scorching Valley で Lord of the Void 1体撃破)
ダメージ +20%・範囲 +20%・クリティカルダメージ +20% が Fire 主体のプールに乗る。Burn はデバフチェーン(Burn→Slow→Disarray→Bleed→Poison→Doom)の先頭。性能の割に解禁が早い。代償は最大体力 -20 と Armor Power -15 で、これは軽くない。
Elementalist(魔法/10分以内にクリア)
ダメージ +30% は全キャラ最大。しかも唯一の五属性プール(Ice・Nature・Fire・Electric・Earth)に範囲 +20% が乗る。解禁条件が難度ではなく速度なので、強いビルドがあれば早期に取れる。
A
Assassin(近接/Lord of the Void 累計100体)
Thrust に Nature と Shadow が乗るのは Bleed と Poison を積む最短ルートで、Bleed はチェーン中盤の DoT パワーが最も強い位置にある。Cast Frequency +15%、移動速度 +25%、ダッシュ +1 で近接では最も動ける。範囲 -10% なので狙いは必要。
Legionnaire(近接/Endless Mode Cycle 2 を100%)
最大体力 +40、Armor Power +30、ダメージ軽減 +2 は全キャラ最硬。高呪いを覚える段階でまさに必要な性能。タイプが広い(Chaos・Nature・Fire・Electric・Thrust)ぶん天井は落ちる。範囲 -10%、クリティカル率 -5%。
Beastmaster(召喚/The Whispering Grove で全呪い有効クリア)
もう一体の召喚キャラ。Multi Cast +10%、Cast Frequency +10%、最大体力 +20。ダメージ -10% と経験値 -10% が効くので Necromancer の下だが、硬くて解禁がはるかに早い。
Samurai(近接/Titan Hunt の Sigil of Wickedness)
Chaos・Fire・Shadow・Swing・Slam にクリティカル率 +10%、クリティカルダメージ +15%、ダッシュ +1。攻撃的なプールに機動力が付いた形。ここに置いたのは解禁が Titan Hunt の奥で、その頃には育った他のキャラがいるからというだけ。
Demon Hunter(遠隔/Unholy Cathedral の Ritual of Hate)
Chaos・Shadow・Projectile・Bomb・Blast は無駄の無い遠隔プールで、ダメージ +15%、Cast Frequency +10%。このゲームの遠隔は近接より位置取りを要求するので、その一点でだけ順位が下がる。
Machinist(遠隔/Titan Hunt の Sigil of Vileness)
Blast と Electric のプールに Multi Cast Chance +15%、さらに最大体力 +20 と Armor Power +15 で立っていられる。マルチキャスト系の伸びと耐久を同時に持つのは珍しい。移動速度 -10% なので、逃げ回るより踏みとどまる型。
B
Sentinel(遠隔/エリート敵50体撃破)
クリティカル率 +10%、クリティカルダメージ +20%、移動速度 +20%、ダッシュ +1 で最も避けられるキャラ。解禁も早い。ただし最大体力 -30 と Body Mass -20 で、高呪いではミス1回がラン全体になる。
Spellblade(近接/敵10,000体撃破)
最大体力 +30、Armor Power +20、移動速度 +20% と体は快適。問題はプールで、Arcane・Fire・Ice と Swing・Thrust は魔法ダメージと物理ダメージを割ってしまう。まさにソース3個の閾値に届かなくなる割れ方。
Engineer(召喚・遠隔/Lord of the Void 累計700体)
Blast・Bomb・Earth・Electric・Projectile に砲台型の召喚、クリティカルダメージ +20% と経験値 +15%。設置型の召喚は立ち止まることを要求するが、呪い6で立ち止まるのは死に方の名前。
Monkey King(近接/The Whispering Grove で呪いTier VI)
範囲 +25% と移動速度 +15% が Slam と Earth の軸に乗る。楽しくてよく動くが、クリティカルダメージ -10% が天井を抑える。Tier VI 解禁の頃には投資済みのキャラがいる。
Myrmidon(近接/The Frozen Wastelands で呪いTier VI)
クリティカル率 +15%、Armor Power +20、最大体力 +20 は堅実で、Arcane・Ice・Holy・Earth・Thrust とカバー範囲も広い。その広さが落とし穴で、ほぼ無関係な5タイプというのはプール希釈のいちばん分かりやすい形。
Paladin(近接/プレステージ50以上のキャラを5体)
最大体力 +30、Armor Power +25、回復量 +20% で近接最安全。Holy と Swing と Slam の物理軸もまとまっている。ここなのは、クリティカル率 -5% と移動速度 -10% が「安全さの価値」を頭打ちにするのと、解禁がアカウント全体の投資を先に要求するため。
Hound Master(遠隔/The Whispering Grove で Lord of the Void 撃破)
装備した武器によって犬が付与するデバフが変わるのは面白い仕掛けで、デバフソースに早期から触れられる点も珍しい。ただし遠隔キャラで最大体力 -20 と移動速度 -10% は、慣れないうちはかなり厳しい。
Death Knight(近接/The Frozen Wasteland で呪いTier III)
移動速度 +90%、範囲 +30%、巨大な Body Mass、スタン無効。その代わりダッシュが一切できない。欠点というより別ゲームで、避けるのではなく敵を押し退けて進む。噛み合えば強く、噛み合うまでは本当に弱い。
Cursed Captain(混合/Unholy Cathedral の Ritual of Heresy)
Blast・Bomb・Projectile・Swing・Thrust にクリティカルダメージ +20% と経験値 +15%。遠隔タイプと近接タイプの混在は Spellblade と同じ希釈問題だが、良好なクリティカル値と、火力の窓を作る強化系スキルで緩和されている。
Chaoswalker(遠隔/Overlord Cycle 2 クリア)
ダメージ +20% と範囲 +20% が Chaos 主体のプールに乗る。Chaos スキルは Disarray スタック依存のランダムダメージなので、設計上ぶれが大きい。噛み合えば爽快だが、高呪いで確実な殲滅が欲しい場面では扱いづらい。
Shaman(近接・召喚/Titan Hunt クリア)
Arcane・Nature・Fire・Holy・Earth にクリティカル率 +10%、ダメージ +5% という控えめな数値のハイブリッド。悪くはないが、専門特化キャラより優れている点も無く、しかもゲームモード1つ分の先にいる。
Arcane Weaver(魔法/Lord of the Void 累計50体)
経験値 +15% はラン中のレベリングを速めるので序盤の価値は本物。ただし最大体力 -20、Armor Power -20%、ダメージは +10% だけで、Pyromancer が同じ脆さと引き換えに得ているリターンが無い。
C
Blacksmith(混合/スキルツリー完走)
ダメージ +75%、範囲 +70%、クリティカル率 +60%、Cast Frequency +50%、最大体力 +70。他とは比較にならない。それでも C なのは「計画に入れられない」から。解禁条件がスキルツリー完走で、しかも唯一 Ascension アビリティを持たない。忖度せずに評価するならここ。
Tier の読み方
この Tier が表しているのはどの呪い難度まで無理なく持っていけるか であって、使えるかどうかではありません。ここに載っている全キャラが Void Fields の基本クリアはできます。Chaoswalker が好きなら Chaoswalker でいいのです。同じ呪いTier に届くまでのプレステージが数レベル余計に要る、違いはそれだけです。
このゲームの Tier 表は、どれも次の2点で歪みます。この記事と意見が食い違う一覧も同様です。
解禁の遅さは強さではありません。 Necromancer と Elementalist はほぼどの一覧でも上位で、どちらも本物の条件(最高危険度マップで呪いTier III、10分以内クリア)の先にいます。40時間目に解禁したキャラは、1時間目から使えたキャラより必ず強く見えます。その間にスキルツリーもルーンもプレステージも動いているからです。Barbarian は「無料である」という理由で不当に下げられがちです。
武器がプールを変えます。 各キャラは Common から Legendary までの5武器を持ち、Legendary はプレステージ100で解禁されます。武器は開始スキルと専用スキルを決め、実質的な役割まで変えます。Hound Master の武器が犬の付与デバフを変えるのが典型例です。デフォルト武器を前提にした評価は、そのキャラではなく「そのキャラの最初の1時間」を評価しています。
上位と下位を分けているもの
見えている現象
実際に起きていること
対処
「このキャラの方がダメージが高い」
ダメージ倍率はラン中に拾う他の全部と加算なので、表示上の +20% は最終合計のごく一部
乗算で効くものを見る。Multi Cast Chance・Cast Frequency・範囲倍率はスキルに対して掛け算で効く
「このキャラだとビルドがまとまらない」
5つのメインスキルタイプが散りすぎていて、各効果のソースが1〜2個で止まり条件付きパワーが出てこない
派手な選択肢が来ても、プライマリタイプが重なるスキルを意図的に取る。2個が第1の閾値、3個が本命
「召喚キャラが壊れている」
召喚はユニット数をスケールさせていて、Multi Cast Chance と Cast Frequency が直接その数を増やす
Necromancer の解禁前に同じ感触が欲しいなら、Beastmaster がかなり近いところまで行ける
「呪い5以上で必ず死ぬ」
呪い1ポイントごとに敵体力 +5%、Lord of the Void には追加体力 +20% が乗るので、難度が火力より速く伸びる
防御 stat を実際に持つキャラを連れて行く。Legionnaire の体力 +40・Armor +30・軽減 +2 はそのためにある
実際に育てるべき順番
1
まず Barbarian をプレステージ20へ
キャラ固有スキルツリーはプレステージ20で開放され、20スキル購入ごとに次のグループが開いて最大60まで進みます。近道はありません。そして Barbarian はその作業をいちばん楽にこなせるキャラです。
2
2体目は魔法か召喚から1体
Pyromancer は最低危険度マップ The Scorching Valley で Lord of the Void を1体倒すだけで解禁されます。現実的に最速の2体目で、しかも Barbarian と全く別の手触りです。そこが重要です。
3
呪いを上げる前に防御型を3体目に
Legionnaire か Paladin。この段階で欲しいのは火力ではなく、目標の実績がある呪いTier を生き残れるキャラです。
4
条件付き解禁を狙うのは最後
Necromancer・Death Knight・Monkey King・Myrmidon はいずれも特定マップの特定呪いTier を要求します。これは育ったキャラで達成する実績であって、ゼロから目指す目標ではありません。
キャラを決めたあとのビルドの組み立てはビルド攻略 にまとめました。シナジーの閾値がこのゲームの本体です。呪いを安全な順に入れていく手順は呪い攻略 へ。まだ最初の数時間という方は初心者攻略 から、買うかどうかで迷っているなら忖度なしレビュー をどうぞ。
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