結論:ローグライトの完成形
率直に言って、ハデスは「ローグライトを一般層にまで広げた傑作」です。高速で爽快な戦闘、神々の力で毎回変わるビルド、そして死ぬたびに進む物語——これらが奇跡的に噛み合い、繰り返しプレイが少しも苦になりません。
良かった点
良い点
- +高速で爽快、それでいて奥深い戦闘
- +神々の力(ボオン)の組み合わせで毎回異なるビルドを楽しめる
- +死ぬほど物語が進む斬新で巧みな構造
- +魅力的なキャラクターと美麗なアート・音楽
- +難易度調整(神の慈悲)があり初心者にも優しい
気になる点
- −周回の道中が、慣れると単調に感じる場面がある
- −ボオンの引きに運が絡み、ビルドが噛み合わないことも
- −物語の核心を見るには相応の周回が必要
「死」を物語に組み込んだ構造
ハデスの最大の発明は、死を罰ではなく物語の一部にした点です。脱出に失敗して拠点に戻るたびに、キャラとの会話が進み、新しいドラマが展開する。だから「また死んだ」ではなく「次は何が起きるんだろう」と前向きに繰り返せます。
死ぬたびに「鏡」の恒久強化が進み、物語も展開します。プレイヤーが上達するだけでなく、キャラ自体も強くなっていくため、繰り返しが成長と物語の両面で報われる設計です。
気になる点:単調さと運
正直に言えば、周回を重ねると道中が作業的に感じる場面はあります。またボオン(神の力)の引きに運が絡み、狙ったビルドが組めないことも。物語の核心にたどり着くにも、ある程度の周回が必要です。
ただ、戦闘の爽快さと物語の引きが強いため、単調さはかなり緩和されています。運でビルドが偏っても、キープセイク(お守り)で特定の神のボオンを狙うなど、対策の幅も用意されています。
評価:ローグライト入門にも最適
総合評価は9.4点。単調さと運要素はあるものの、戦闘・ビルド・物語の完成度は突出しています。これから始めるなら初心者ガイド、強いビルドを知りたいならおすすめボオン・ビルドから読むのがおすすめです。